表紙 > 近畿十楽観音霊場 > 近畿十楽観音霊場の御朱印と読み方
近畿十楽観音霊場の御朱印と読み方
近畿十楽観音霊場の御朱印の画像と、印文や墨書の解読文を掲載しています。
※札所や御朱印の授与について変更している場合もありますので、最新情報をご確認ください。
専用納経帳
近畿十楽観音霊場の札所本尊は全て「ぼけ封じ観音」なので、御朱印の宝印もそれに関係するものでなくてはいけないと思うのだが、寺院の本尊の宝印を代用している札所も多い。
第1番札所 観音寺(泉涌寺塔頭)の御朱印と読み方
【宝印】蓮華座に火炎宝珠を置く。宝珠に梵字「キリク」を記す。※
【朱印】第一番/(宝印)/洛東今熊野観音寺
【墨書】奉拝/大悲殿/観音寺
【記帳年月日】平成6年4月20日
【メモ】※今熊野観音寺の本尊は十一面観音なので、一般的には梵字「キャ」が用いられるが、同寺の宝印には梵字「キリク」が記されている。なお、『古寺順礼宝印集』には天保12年(1842)刊行の『宝印集』(宗淵編)から同寺の宝印を転載しており、その宝印には梵字「キャ」が記されている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第一番/(宝印)/洛東今熊野観音寺
【墨書】奉拝/大悲殿/観音寺
【記帳年月日】平成6年4月20日
【メモ】※今熊野観音寺の本尊は十一面観音なので、一般的には梵字「キャ」が用いられるが、同寺の宝印には梵字「キリク」が記されている。なお、『古寺順礼宝印集』には天保12年(1842)刊行の『宝印集』(宗淵編)から同寺の宝印を転載しており、その宝印には梵字「キャ」が記されている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第2番札所 大報恩寺(千本釈迦堂)の御朱印と読み方
【宝印】蓮華座に火炎宝珠を置く。宝珠に六観音を表す梵字を記す。※
【朱印】第二番/(宝印)/千本釋迦堂大報恩寺
【墨書】奉拝/六観音/千本釈迦堂
【記帳年月日】平成6年5月10日
【メモ】※6個の梵字は、一番上はサ(聖観音)、中段右よりキリク(千手観音)・キリク(如意輪観音)・ボ(准胝観音)、下段は右がキャ(十一面観音)、ウン(馬頭観音)。なお、この六観音は運慶の弟子の定慶の作で、重要文化財に指定されている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第二番/(宝印)/千本釋迦堂大報恩寺
【墨書】奉拝/六観音/千本釈迦堂
【記帳年月日】平成6年5月10日
【メモ】※6個の梵字は、一番上はサ(聖観音)、中段右よりキリク(千手観音)・キリク(如意輪観音)・ボ(准胝観音)、下段は右がキャ(十一面観音)、ウン(馬頭観音)。なお、この六観音は運慶の弟子の定慶の作で、重要文化財に指定されている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第3番札所 京都成田山(旧札所、廃寺)の御朱印と読み方
【宝印】火炎宝珠に梵字「カーン」で不動明王の種子を記す。
【朱印】第三番/(宝印)/京都成田山
【墨書】奉拝/不動明王/京都成田山
【記帳年月日】平成6年5月10日
【メモ】※旧札所の京都成田山慈尊院は廃寺になった。この納経帳に記されている情報を記しておく。成田山慈尊院/真言宗智山派/宇治市大久保町上ノ山/本尊:不動明王/開基:一洞和尚/建立:寛永十九年
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第三番/(宝印)/京都成田山
【墨書】奉拝/不動明王/京都成田山
【記帳年月日】平成6年5月10日
【メモ】※旧札所の京都成田山慈尊院は廃寺になった。この納経帳に記されている情報を記しておく。成田山慈尊院/真言宗智山派/宇治市大久保町上ノ山/本尊:不動明王/開基:一洞和尚/建立:寛永十九年
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第4番札所 正法寺(岩間寺)の御朱印と読み方
【宝印】蓮華座に火炎宝珠を置く。宝珠に梵字「サ」を記す。※
【朱印】ぼけ封じ第四番/(宝印)/近江国岩間寺
【墨書】奉拝/大悲殿/岩間寺
【記帳年月日】平成6年5月17日
【メモ】※梵字「サ」は聖観音の種子として用いられることが多いが、ここでは札所本尊のぼけ封じ観音の種子になっている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】ぼけ封じ第四番/(宝印)/近江国岩間寺
【墨書】奉拝/大悲殿/岩間寺
【記帳年月日】平成6年5月17日
【メモ】※梵字「サ」は聖観音の種子として用いられることが多いが、ここでは札所本尊のぼけ封じ観音の種子になっている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第5番札所 玉桂寺の御朱印と読み方
【宝印】蓮華座に火炎宝珠を置く。宝珠に梵字「ユ」で弘法大師の種子を記す。
【朱印】第五番/(宝印)/(菊紋)
【墨書】奉拝/弘法大師/玉桂寺
【記帳年月日】平成6年5月17日
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第五番/(宝印)/(菊紋)
【墨書】奉拝/弘法大師/玉桂寺
【記帳年月日】平成6年5月17日
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第6番札所 総持寺の御朱印と読み方
【宝印】亀の甲に火炎宝珠を置く。宝珠に梵字「キリク」で千手観音の種子を記す。亀に乗せているのは寺伝に基づく。
【朱印】第六番/(宝印)/総持寺印
【墨書】奉拝/大悲殿/総持寺
【記帳年月日】平成6年5月25日
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第六番/(宝印)/総持寺印
【墨書】奉拝/大悲殿/総持寺
【記帳年月日】平成6年5月25日
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第7番札所 太融寺の御朱印と読み方
【宝印】蓮華座に火炎宝珠を置く。宝珠に梵字「サ」を記す。※
【朱印】第七番/(宝印)/桂木山太融寺納経所
【墨書】奉拝/大悲殿/太融寺
【記帳年月日】平成6年6月20日
【メモ】※梵字「サ」は聖観音の種子として用いられることが多いが、ここでは札所本尊のぼけ封じ観音の種子になっている。ちなみに、太融寺の本尊千手観音の宝印も同様の梵字が使われている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第七番/(宝印)/桂木山太融寺納経所
【墨書】奉拝/大悲殿/太融寺
【記帳年月日】平成6年6月20日
【メモ】※梵字「サ」は聖観音の種子として用いられることが多いが、ここでは札所本尊のぼけ封じ観音の種子になっている。ちなみに、太融寺の本尊千手観音の宝印も同様の梵字が使われている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第8番札所 大龍寺の御朱印と読み方
【宝印】蓮華座に火炎宝珠を置く。宝珠に梵字「キリーク」で如意輪観音の種子を記す。
【朱印】第八番/(宝印)/再度山大龍寺/称徳天皇勅願所・開基和気清麿公・弘法大師再登霊跡
【墨書】再度山/大悲殿/大龍寺
【記帳年月日】平成6年6月20日
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第八番/(宝印)/再度山大龍寺/称徳天皇勅願所・開基和気清麿公・弘法大師再登霊跡
【墨書】再度山/大悲殿/大龍寺
【記帳年月日】平成6年6月20日
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第9番札所 七寶寺(七宝寺)の御朱印と読み方
【宝印】蓮華座に火炎宝珠を置く。宝珠に梵字「サ」を記す。※
【朱印】第九番/(宝印)/七寶寺
【墨書】奉拝/大悲閣/七寶寺
【記帳年月日】平成6年8月10日
【メモ】※梵字「サ」は聖観音の種子として用いられることが多いが、ここでは札所本尊のぼけ封じ観音の種子になっている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第九番/(宝印)/七寶寺
【墨書】奉拝/大悲閣/七寶寺
【記帳年月日】平成6年8月10日
【メモ】※梵字「サ」は聖観音の種子として用いられることが多いが、ここでは札所本尊のぼけ封じ観音の種子になっている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
第10番札所 常瀧寺の御朱印と読み方
【宝印】蓮華座に月輪を置く。月輪に梵字「サ」を記す。※
【朱印】第十番/(宝印)/愛宕山常瀧寺
【墨書】奉拝/妙智殿/常瀧密寺
【記帳年月日】平成6年7月2日
【メモ】※梵字「サ」は聖観音の種子として用いられることが多いが、ここでは札所本尊のぼけ封じ観音の種子になっている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳
【朱印】第十番/(宝印)/愛宕山常瀧寺
【墨書】奉拝/妙智殿/常瀧密寺
【記帳年月日】平成6年7月2日
【メモ】※梵字「サ」は聖観音の種子として用いられることが多いが、ここでは札所本尊のぼけ封じ観音の種子になっている。
【収録集印帳】近畿十楽観音霊場宝印帳